しかし近頃、そのジャーマン・ソーセージの素晴らしさを実感している。なぜなら、イギリスのソーセージがあまりにまずいからだ!私の住んでいるノーリッチには、Colman Mastard という有名なマスタード屋さんがあって、ソーセージが好きな私は、初めのうちこの店の傍を通る度に、どんなマスタードをつけてソーセージを食べようか、夢を膨らませていたのだが(お店にはウィスキー、ビール、ハニー、ねぎ、チリ等を使ったマスタードがあれこれ売っている)、それから間もなく、そもそもろくなソーセージがイギリスに存在しないことが判明し、失望感。。。なんというか、周りの皮(羊の腸?)が薄くてふにゃふにゃ、お肉もどうも臭みが気になる、ボイルすると皮がすぐに破れて全く原形をとどめなくなる・・・初めて食べたときはあまりのまずさに憤慨した。つい最近、友人がやっとましなスモークソーセージを見つけて教えてくれたが、それでも、あのジャーマン・ソーセージのジューシーでパリッとした食感にはほど遠い。。。
・・・というわけで、後半はドイツ・ソーセージの魅力について。ドイツには地域によって色々な種類のソーセージがあって、そしてどれも美味しい。
これはドイツのクリスマスマーケットで食べたニュルンベルグバーガー。小さめのソーセージ3本(ニュルンベルグソーセージ)を炭火で焼いてパンに挟んでいただく。
サイズも味も、日本で食べているソーセージに比較的近かったな。
こちらはミュンヘン名物の白ソーセージ(Weißwurst ヴァイスヴルスト)。周りの皮をむいて、ハニーマスタードという特別な甘いマスタードを付けて食べる。これをプレッツェルとビールをお供に朝食として食べるのが、バーバリアン・ブレークファースト。非常に新鮮なお肉を使用するため、昔は朝食〜昼までの時間しか食べられなかったらしい。
最後の写真はシュトゥットガルトで食べたソーセージ。パスタのような物体に豆入りのトマトソースをかけたもの、の上に大きなソーセージが2本。正直、下のパスタのような物体はあまり美味しくなかった。でも、ソーセージは美味しかった、と記憶している。
・・・結局、諺とは全く関係の無い、イギリスソーセージへの文句とドイツのソーセージを讃える回になってしまった。とにかく、ドイツのソーセージは諺になるくらい美味しい。
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